谷本 智史 (タニモト サトシ)

TANIMOTO Satoshi

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職名

准教授

研究分野・キーワード

ブロックポリマー、相分離、ミセル、ペプチド、吸着、表面、界面、微粒子

メールアドレス

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ホームページ

http://www.mat.usp.ac.jp/polymer-chemistry/index_j.html

プロフィール

研究課題(研究概要)
近年、話題に上ることの多くなったアミノ酸はタンパク質の構成要素であるとして知られているが、合成高分子の一要素として考えることで様々な機能を示す材料に生まれ変わる可能性を秘めていることは案外知られていない。そこで、アミノ酸を複数連結して得たペプチドを構成成分として有する環境に優しいポリマーを精密合成し、新しい機能を引き出すための研究を中心に行っている。
○ペプチドコポリマーによる水中物質(金属イオン、環境ホルモンなど)捕集材料の開発
○ペプチド/シリカハイブリッド微粒子材料による刺激応答光学材料の創成
○廃プラスチックリユースのための新規生分解性相溶化剤の開発
研究業績等(概要)
「感熱応答性ペプチドコポリマーによる環境ホルモン・金属イオンの水系からの選択捕集」アミノ酸を主成分とするペプチドコポリマーを用いて水中に溶け込んでいる環境ホルモンや微量金属イオンの高効率捕集材料を開発した。(特願2004-038074)
 「結晶性-非晶性ブロックポリマーの高次構造形成過程の評価」高輝度放射光を光源とした小角X線散乱測定(SR-SAXS)によって結晶性-非晶性ブロックポリマーの結晶化・融解課程の高次構造変化を時分割測定し、熱履歴と形成される高次構造との関係を示した。また原子間力顕微鏡(AFM)を用いて表面高次構造の特異性に関する知見も収集した。
 「エバネッセント波光散乱法による粒子・界面間相互作用ポテンシャルの直接評価」エバネッセント波を入射光とした光散乱顕微装置を国内初の試みとして製作した。それを用いて単一コロイド粒子の光散乱を行い、粒子・ガラス表面間の相互作用ポテンシャルを直接評価した。
 「蛍光エバネッセント波法を用いた抗原抗体反応の速度論的解析」光が全反射する際、界面を越えてしみ出す光『エバネッセント波』を励起光とした蛍光法を用いて脂質膜表面における抗原抗体免疫反応の結合速度を測定した。

出身学校 【 表示 / 非表示

  • 京都大学  工学部  高分子化学科  1992年03月

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 京都大学  工学研究科  高分子化学  博士課程  1998年03月

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(工学)  京都大学  1998年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 滋賀県立大学  工学部  材料科学科  准教授   2010年07月 ~ 現在

  • 滋賀県立大学  工学部  材料科学科  講師   2002年11月 ~ 2010年06月

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 北陸先端科学技術大学院大学  助手   1998年04月 ~ 2002年10月

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • 高分子学会  

  • アメリカ化学会  

  • 日本キチン・キトサン学会  

  • 高分子ゲル研究会  運営委員

委員歴・役員歴 【 表示 / 非表示

  • 高分子ゲル研究会 運営委員   2010年04月 ~ 2014年03月

  • 日本キチン・キトサン学会 評議員   2014年04月 ~ 2015年03月

  • 高分子学会関西支部 地区幹事   2014年04月 ~ 現在

  • 日本キチン・キトサン学会 理事   2017年08月 ~ 現在

研究分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 高分子・繊維材料

  • 高分子化学

  • デバイス関連化学

各種免許(危険物取扱者免許等)の保持 【 表示 / 非表示

  • 高等学校教諭1種免許

 

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • バイオミネラリゼーションによるキトサン微粒子の高機能化

    キトサン, 微粒子, バイオミネラリゼーション

  • ペプチド修飾コロイダルシリカの配列制御

    ペプチド、シリカ、単粒子膜

  • 含ポリペプチド両親媒性ブロックポリマーの超分子構造と低分子捕捉挙動

    ポリペプチド、ミセル、ブロックポリマー、吸着

  • ペプチド修飾PLA微粒子

    ペプチド、ポリ乳酸、微粒子、分散液

  • 結晶性ブロックポリマーのミセル型相分離構造と結晶化

    結晶化,球状ミクロ相分離,ブロックポリマー

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論文 【 表示 / 非表示

  • Biomineralization-inspired fabrication of chitosan/calcium carbonates core-shell type composite microparticles as a drug carrier

    Satoshi Tanimoto, Izuka Nishii, Shokyoku Kanaoka

    Elsevier  International Journal of Biological Macromolecules  129   659 ~ 664  2019年05月

    10.1016/j.ijbiomac.2019.02.063  共著  共同(主担当)

  • Biomineralization-inspired fabrication of chitosan/calciumcarbonate core-shell type composite microparticles as a drug camer

    S. Tanimoto, I. Nishii, S・Kanaoka

     Proceedings of 14th ICCC and 12th APCCS    2018年08月

    共著  共同(主担当)

  • Shape and Size Regulation of Gold Nanoparticles by Poly(N,N-diethylacrylamide) Microgels

    Shohei Ida, Hiroyuki Harada, Kazunobu Sakai, Koki Atsumi, Yoshiki Tani, Satoshi Tanimoto, Yoshitsugu Hirokawa

     Chemistry Letters  46   760 ~ 763  2017年05月

    10.1246/cl.170115  共著  共同(副担当)

  • 親水性架橋剤を用いて得られるポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)ゲルの感温特性

    伊田翔平、冨永佳子、谷本智史、廣川能嗣

    高分子学会  高分子論文集    2017年05月

    共著  共同(副担当)

  • End-crosslinking of controlled telechelic poly(N-isopropylacrylamide) toward a homogeneous gel network with photo-induced self-healing

    Shohei Ida, Ryohei Kimura, Satoshi Tanimoto, Yoshitsugu Hirokawa

    Springer Nature  Polymer Journal  49   237 ~ 243  2017年02月

    共著  共同(副担当)

  • 成長する架橋剤—RAFT重合によりビニル基間の鎖長を変化させる架橋剤の合成とそれを用いたゲル化

    伊田 翔平, 古川 翔一, 谷本 智史, 廣川 能嗣

    高分子学会  高分子論文集    2015年05月

    共著  共同(副担当)

  • Thermoresponsive Properties of Copolymer Gels Induced by Appropriate Hydrophilic/Hydrophobic Balance of Monomer Combination

    Shohei Ida, Toru Kawahara, Yuki Fujita, Satoshi Tanimoto, Yoshitsugu Hirokawa

     Macromolecular Symposia  350 (1)   14 ~ 21  2015年04月

    共著  共同(副担当)

  • 炭酸カルシウムシェルを有するキトサン微粒子の薬物徐放材料としての応用検討

    谷本 智史,井上 隆太,フィンビンホア,伊田 翔平,廣川 能嗣

    日本キチン・キトサン学会  キチン・キトサン研究  20 (3)   212 ~ 217  2014年11月

    共著  共同(主担当)

  • Specific gold ion scavenger by means of sol-gel transition of peptide copolymer

    Satoshi Tanimoto, Tohru Okunishi, Hitoshi Yamaoka, Yoshitsugu Hirokawa

    Nature  Polymer Journal  43   313 ~ 316  2011年03月

    doi: 10.1038/pj.2010.138  共著  共同(主担当)

  • バイオミネラリゼーションに倣ったキトサン/炭酸カルシウム複合コア-シェル型微粒子の開発

    谷本智史, 伊藤遼佑, 廣川能嗣

    キチン・キトサン学会  キチン・キトサン研究  16 (1)   11 ~ 16  2010年07月

    共著  共同(主担当)

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著書 【 表示 / 非表示

  • バイオマス由来の高機能材料〜セルロース、ヘミセルロース、セルロースナノファイバー、リグニン、キチン・キトサン、炭素系材料〜

    舩岡 正光, 谷本 智史 他

    出版社NTS  2016年11月

    単行本(学術書)  分担執筆

  • 生物模倣技術と新材料・新製品開発への応用

    谷本 智史

    技術情報協会  2014年07月

    単行本(学術書)  共著

総説・解説記事 【 表示 / 非表示

  • 構造多糖の微粒子化

    谷本 智史

    日本キチン・キトサン学会  キチン・キトサン研究  24 (1)   22 ~ 31  2018年04月

     単著  共同(主担当)

  • ペプチドコポリマーゲルメソッドー金イオンを99%捕集するペプチド新材料

    谷本智史

     機能材料    2006年07月

     単著  

  • 結晶性ブロック共重合体の構造形成と最終高次構造

    谷本智史, 野島修一

     高分子加工  51   290 ~ 297  2002年

     共著  

  • 高分子微粒子の運動を見る-エバネッセント波光散乱顕微法-

    松岡秀樹, 谷本智史, 山岡仁史

     高分子  (46)   258 ~ 260  1997年

     共著  

知的財産権 【 表示 / 非表示

  • 温度応答性ペプチドコポリマーゲルを用いた液中物質捕集材料

     特願2004-038074  特開2005-226030

  • ペプチドを用いた貴金属の回収方法

     特願2005-242683  特開2007-56308

  • 新規な生分解性相溶化剤及びそれを含む樹脂組成物

     特願2006-130718  特開2007-302748

  • 分散剤およびこの分散剤を含むポリ乳酸系複合樹脂粒子

     特願2007-228381  特開2009-056444

受賞学術賞 【 表示 / 非表示

  • 平成16年度高分子研究奨励賞

     ブロックコポリマーの固相・液相における構造形成と環境調和型機能材料への応用  国内学会・会議・シンポジウム等の賞  高分子学会  単独  2005年05月

研究シーズ 【 表示 / 非表示

  • ペプチド材料を用いた水中からの金イオン捕集および刺激応答性有機/無機ハイブリッド微粒子材料の創製

 
 

学部講義等担当 【 表示 / 非表示

  • 分析・環境化学実験

  • 高分子合成

  • 有機化学総合および同演習

  • 機器分析Ⅱ

  • 分析・環境化学実験

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大学院講義担当 【 表示 / 非表示

  • 高分子材料合成

 

学会等における役職 【 表示 / 非表示

  • 日本キチン・キトサン学会  理事   2017年08月 ~ 現在

  • 高分子学会  地区幹事   2014年06月 ~ 現在

学外の社会活動 【 表示 / 非表示

  • 滋賀県消防学校講師   2011年01月 ~ 現在