宮城 茂幸 (ミヤギ シゲユキ)

MIYAGI Shigeyuki

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職名

准教授

研究分野・キーワード

統計的画像処理,信号処理

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プロフィール

研究課題(研究概要)
半世紀以上に渡り研究されてきた信号処理技術は、現在のIT社会を支えるためになくてはならない技術分野になりました。特に計算機の進化に伴い、身の回りのあらゆる電子機器にディジタル信号処理が組み込まれています。

これまで雑音除去、変・復調、相関分析、特徴解析といった問題で活躍してきたディジタル信号処理は、今後、信号の持つ意味・理解を助けるための補助的な手段を提供するだけでなく、人間が判断するのと同様な認識・理解を計算機に行わせるための仕組みに応用されていくことが期待されます。

そこで、スマートフォンに搭載されるようになった,加速度センサ・ジャイロ・地磁気センサ、といった多様なセンサや、比較的最近普及してきた距離画像センサ等のデータを用い、それらのデータから特徴抽出を行うだけでなく,抽出された特徴から人間の行動を自動的に認識・識別するといった課題に取り組んでいます。このような行動認識の技術は、異常事態の検出・保健指導のための活動記録といった分野に限らず、産業分野において作業員の作業効率向上といった分野への応用が考えられます。

研究業績等(概要)
大学院在学中から1997年にかけて、スペクトル推定やテキスチュア解析に用いられる2次元画像モデル、特に非因果性モデルの推定方法について研究しその結果を博士論文にまとめました。
1997年から2002年にかけては、主に携帯電話やアクティブノイズ制御に使用される適応フィルタの収束特性についての研究を行いました。適応フィルタの収束特性を解析するための一般的な手法は確立していませんでしたが、平均化法と周波数領域表現を組み合わせる解析手法を開発し、種々の適応フィルタアルゴリズムに適用しました。それらの結果は3編の論文にまとめられました。
2003年から2006年にかけて視覚情報処理の問題の一つとして顔検出に取り組みました。ウェーブレット変換と確率的な要素を含むパターンマッチングを用いた手法を実際に開発し、その一部は国内外の会議で発表を行いました。
2007年から2010年にかけて学内の共同研究として独立成分分析(ICA)によらないブラインド画像分離法について検討を行いました。ブラインド画像分離とは複数の重畳した画像を観測し、それらのみの情報により原画像を復元する問題で、最近ではICAと呼ばれる手法を適用するのが一般的です。 ICAの実際の計算は複雑ですので、より簡便な方法でかつ効果の高い手法を開発できるように、基礎的な研究を行い、その成果を国内の会議およびジャーナル論部として発表を行いました。
2010年以降は距離画像を用いた人検出問題や3Dモデリング、各種センサ情報を利用した人間行動解析といった課題に取り組んでいます。

出身学校 【 表示 / 非表示

  • 徳島大学  工学部  電子工学科  1990年03月

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 京都大学  工学研究科  電子工学専攻  博士課程  1995年03月

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(工学)  京都大学  1997年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 滋賀県立大学  工学部  電子システム工学科  准教授   2008年04月 ~ 現在

  • 滋賀県立大学  国際教育センター  准教授   2007年04月 ~ 2008年03月

  • 滋賀県立大学  国際教育センター  助教授   2002年04月 ~ 2007年03月

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 京都大学工学部  助手   1995年04月 ~ 1996年03月

  • 京都大学大学院工学研究科  助手   1996年04月 ~ 1998年03月

  • 京都大学大学院情報学研究科  助手   1998年04月 ~ 2002年03月

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • システム制御情報学会  

  • 日本色彩学会  

  • IEEE  

  • 電子情報通信学会  

研究分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 知覚情報処理

 

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • センサー情報を用いた行動解析

    加速度センサー, スマートフォン, 人間行動解析

  • 距離画像を用いた行動分析

    TOFカメラ, 距離画像, デプス画像, 行動解析

  • Kinectによる物体の体積推定

  • 信号比によるブラインド信号分離

    ブラインド信号分離,独立性分分析,ICA

  • 確率パターンマッチングによる顔画像検出

    顔画像検出,パターンマッチング,確率テーブル

論文 【 表示 / 非表示

  • Network property and learning model of weblike equation system in a scientific category

    Tetsuya Kojima, Jun Ishida, Shigeyuki Miyagi, Osamu Sakai

     Abstract book of the 7th International Conference on Complex Networks and Their Applications   33 ~  2018年12月

    単著  共同(副担当)

  • 簡易型嚥下評価システムの構築に向けてー嚥下音と頸部深度画像を併用した嚥下評価手法の開発ー

    宮城茂幸,小澤恵子,森谷季吉,坂本眞一,酒井道

     地域ケアリング  20 (11)   73 ~ 77  2018年09月

    共著  共同(主担当)

  • Graphical Classification in Multi-Centrality-Index Diagrams for Complex Chemical Networks

    Yasutaka Mizui, Tetsuya Kojima, Shigeyuki Miyagi and Osamu Sakai

     Symmetry  9 (309)    2017年12月

    共著  共同(副担当)

  • Graphical classification in multi-centrality-index diagrams for complex chemical networks

    Mizui Y., Kojima T., Miyagi S., Sakai O.

    Symmetry  Symmetry  9 (12)    2017年12月

    10.3390/sym9120309  共著  

    [概要]

    © 2017 by the authors. Various sizes of chemical reaction network exist, from small graphs of linear networks with several inorganic species to huge complex networks composed of protein reactions or metabolic systems. Huge complex networks of organic substrates have been well studied using statistical properties such as degree distributions. However, when the size is relatively small, statistical data suffers from significant errors coming from irregular effects by species, and a macroscopic analysis is frequently unsuccessful. In this study, we demonstrate a graphical classification method for chemical networks that contain tens of species. Betweenness and closeness centrality indices of a graph can create a two-dimensional diagram with information of node distribution for a complex chemical network. This diagram successfully reveals systematic sharing of roles among species as a semi-statistical property in chemical reactions, and distinguishes it from the ones in random networks, which has no functional node distributions. This analytical approach is applicable for rapid and approximate understanding of complex chemical network systems such as plasma-enhanced reactions as well as visualization and classification of other graphs.

  • Complex reaction network in silane plasma chemistry

    Mizui Y., Nobuto K., Miyagi S., Sakai O.

    Springer Proceedings in Complexity  Springer Proceedings in Complexity  Part F2   135 ~ 140  2017年01月

    10.1007/978-3-319-54241-6_11  共著  

    [概要]

    © Springer International Publishing AG 2017. Chemical reactions become significantly complex when plasma is introduced in a reaction space. We study silane plasma chemistry, and centrality indices derived from the reaction network indicate several points of information about species in reactions as well as macroscopic topology in the entire network graph. Stable species, unstable species and electrons play different roles as triggers or products of reactions, and this analytical method provides several points that cannot be revealed by rate-equation calculations, which have been popular in chemical analysis.

  • Two-dimensional (2D) Laguerre lattice filter in modeling image signals

    Shigeyuki Miyagi

    Pushpa Publishing House  Far East Journal of Electronics and Communications  7 (1)   25 ~ 40  2011年09月

    単著  

  • Two dimensional Laguerre model and spectral estimation of image signals

    Shigeyuki Miyagi

    Pushpa Publishing House  Far East Journal of Electronics and Communications  6 (1)   1 ~ 11  2011年03月

    単著  

  • Extension of Blind Source Separation Method Based on Image Signal Ratio

    Shigeyuki Miyagi, Yoshiharu Taniguchi

    Pushpa Publishing House  Far East Journal of Applied Mathematics  44 (2)   149 ~ 157  2010年07月

    共著  共同(主担当)

  • 信号比を用いたブラインド画像分離法の拡張

    但吉正英,宮城茂幸,谷口義治

    滋賀県立大学国際教育センター  滋賀県立大学国際教育センター研究紀要  - (12)   147 ~ 158  2007年04月

    共著  共同(副担当)

  • 確率パターンマッチングによる顔検出器の性能評価

    宮城茂幸, 富永昌治

    滋賀県立大学国際教育センター  滋賀県立大学国際教育センター研究紀要  - (11)   161 ~ 168  2006年04月

    共著  共同(主担当)

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著書 【 表示 / 非表示

  • 新編色彩科学ハンドブック第3版

    大田登(編)他

    東京大学出版会  5p  2011年04月

    単行本(学術書)  分担執筆

会議での講演 【 表示 / 非表示

  • 加速度センサを用いた厨房作業者の腰曲げ運動の検出

    電子情報通信学会総合大会  2019年03月

  • 深度画像の隣接フレーム間差分による嚥下時刻推定

    ViEW2018 ビジョン技術の実利用ワークショップ  2018年12月

  • RGB-D カメラにより取得された マーカ座標間の相対位置変化を用いた健常者の嚥下検出

    情報処理学会研究報告  2018年05月

  • 投票により決定された局所深度勾配情報を用いた喉頭挙上運動の追跡

    2018年電子情報通信学会総合大会  2018年03月

  • 在宅における嚥下障害早期発見に向けて –頸部聴診音による評価指標の確立の検討(中間報告)--

    第2回滋賀県多職種連携学会研究大会  2018年02月

  • 在宅における嚥下障害早期発見に向けて –頸部聴診音による評価指標の確立の検討--

    第23回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会  2017年09月

  • 3次元位置取得のための3D較正板によるデプスカメラキャリブレーションの改良

    2016年電子情報通信学会総合大会  2016年03月

  • 非一様な点群にも適用可能なボクセル化手法を用いたRGBD カメラによる物体の体積推定

    2016年電子情報通信学会総合大会  2016年03月

  • RGBD カメラを用いた物体の体積推定手法の構築

    FIT2015 第14回情報科学技術フォーラム  2015年09月

  • テニス画像におけるボール跳躍位置推定の一手法

    電子情報通信学会総合大会2015   2015年03月

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研究シーズ 【 表示 / 非表示

  • ICT技術を活用した人間行動の解析とその応用

 
 

学部講義等担当 【 表示 / 非表示

  • プログラミング基礎

  • 電子システム工学実験Ⅳ

  • 情報リテラシー(情報倫理を含む)(電子)

  • 人間探求学

  • 情報科学概論

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大学院講義担当 【 表示 / 非表示

  • 電子情報特論

  • 電子情報特論

 

国・地方公共団体等における審議会・委員会等の委員 【 表示 / 非表示

  • 滋賀県総合政策部情報政策課  滋賀県電子申請システム提供業務提案評価委員会  委員   2013年11月

  • 滋賀県総合政策部情報政策課  第2回地域情報提供システム構築・運用保守業務提案評価委員会  委員   2013年09月

  • 滋賀県企業庁  滋賀県企業庁財務会計システム構築等に係る提案評価委員会  委員   2013年08月

  • 滋賀県会計管理局  滋賀県物品・役務電子調達システム構築および運用・保守業務 総合評価一般競争入札に係る評価委員会  委員   2012年06月

  • 滋賀県総合政策部情報政策課  滋賀県地域情報化推進会議 運営委員会  委員   2007年04月 ~ 2015年03月

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学外の社会活動 【 表示 / 非表示

  • 「滋賀県モータボート競走事業公営企業会計システム構築・運用保守業務委託」にかかる対面評価   2016年04月

  • 「滋賀県税務総合システム再構築業務」にかかる総合評価一般競争入札に関する学識経験者の助言   2014年01月

  • 「滋賀県電子申請システム提供業務」に係る総合評価一般競争入札に関する学識経験者の助言   2013年08月

  • しが新産業創造ネットワーク 座談会   2013年07月

  • 「地域情報提供システム構築・運用保守業務」に係る総合評価一般競争入札に関する学識経験者の助言   2013年07月