籠谷 泰行 (カゴタニ ヤスユキ)

KAGOTANI Yasuyuki

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職名

講師

研究分野・キーワード

森林生態学

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プロフィール

研究課題(研究概要)
生物と大気とのつながりということを研究テーマとし、具体的には、生物が関与する大気成分であるメタン(CH4)、二酸化炭素(CO2)、亜酸化窒素(N2O)の生態系内での動態について主に研究しています。

これらはいずれも、現在では、地球温暖化に関わる温室効果ガスとして知られていますが、そもそも地球大気の長い歴史のなかで、気候の変動に伴って大気中での濃度を変動させながら、つねに存在してきた大気物質です。こういう事情を踏まえて、これらガスの各種生態系(森林、湿地など)における発生・吸収動態を明らかにしていくことにより、テーマの解明を進めています。
研究業績等(概要)
これまでは主にメタンの発生・吸収動態に着目し、滋賀県を調査地として研究してきました。県全体のメタン収支とその季節変動、年間メタン放出量の推定、県内の森林でのメタン吸収速度の季節変化や場所ごとの変位、湖岸ヨシ湿地からのメタン発生速度の時間的・空間的な変動やそれへの水位、植生などの影響についての研究を行ってきました。そのなかで、琵琶湖では南湖からのメタン発生量が北湖全体からの発生量よりも多いこと、森林では人為的な影響の少ない自然林でメタン吸収速度が高いことなどを明らかにしました。これとは別に、東南アジアのタイにおいて、熱帯林土壌のメタン吸収速度の測定や、シロアリの巣からのメタン発生速度の測定も行ってきました。最近では、森林伐採が土壌のガス代謝に及ぼす影響について研究しています。これらの成果は、論文や国内外の学会・シンポジウムで発表しています。

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 滋賀県立大学  環境科学部  環境生態学科  講師   2019年04月 ~ 現在

  • 滋賀県立大学  環境科学部  環境生態学科  助教   2007年04月 ~ 2019年03月

  • 滋賀県立大学  環境科学部  環境生態学科  助手   1995年04月 ~ 2007年03月

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • 日本熱帯生態学会  

  • 日本生態学会  

研究分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 森林科学

 

論文 【 表示 / 非表示

  • 環境生態学科の20年と環境問題

    籠谷泰行

     滋賀県立大学環境科学部・環境科学研究科年報  20   8 ~ 12  2016年03月

    単著  

  • 滋賀県の森林植生の現状と環境

    籠谷泰行

     滋賀県立大学環境科学部・環境科学研究科年報    2011年03月

    単著  

  • Seasonal and spatial variations and the effects of clear-cutting in the methane absorption rates of a temperate forest soil.

    Kagotani, Y., E. Hamabata and T. Nakajima

     Nutr. Cycling Agroecosys.  59   169 ~ 175  2001年03月

    共著  共同(主担当)

  • 森林土壌における主要温室効果ガスの代謝と伐採の影響.

    籠谷泰行・金子有子・中島拓男・樋口能士・浜端悦治

     琶湖研究所所報  17   40 ~ 51  1999年12月

    共著  共同(主担当)

  • Seasonal variation of methane absorption rates of temperate forest soil in central Japan.

    Kagotani, Y., M. Kanzaki and K.Yoda

     Environ. Sci.  12   9 ~ 16  1999年02月

    共著  共同(主担当)

  • 滋賀県でのメタン発生・吸収と森林の役割.

    籠谷泰行

     オウミア  59   3  1997年08月

    単著  

  • Methane budget determined at the ground and water surface level in various ecosystems in Shiga Prefecture, central Japan.

    Kagotani, Y., M. Kanzaki and K. Yoda

     Clim. Res.  6   79 ~ 88  1996年01月

    共著  共同(主担当)

著書 【 表示 / 非表示

  • 琵琶湖と環境 未来につなぐ自然と人との共生

    琵琶湖と環境編集委員会

    サンライズ出版  455p  2015年06月

    単行本(一般書)  共編者

会議での講演 【 表示 / 非表示

  • 里山林における竹林拡大が土壌ガス代謝と炭素循環に及ぼす影響

    第133回日本森林学会大会  2022年03月

  • モウソウチク林と森林における土壌の温室効果ガス発生・吸収速度の比較.

    第131回日本森林学会大会  2020年03月

  • モウソウチクの生稈・枯死稈における各種元素の部位別濃度分布.

    第130回日本森林学会大会  2019年03月

  • 里山林における竹林拡大にともなう炭素・窒素存在量と移動量の変化.

    第129回日本森林学会大会  2018年03月

  • モウソウチク林とマダケ林における多量・微量元素の分布と存在量

    第128回日本森林学会大会  2017年03月

  • 里山リニューアル事業後の森林植生の経年変化.

    第127回日本森林学会大会  2016年03月

  • ナラ枯れが森林の植生と環境に与える影響

    第126回日本森林学会大会  2015年03月

  • ナラ枯れによるギャップ発生と土壌の環境形成機能に対する影響について

    第125回日本森林学会大会  2014年03月

 
 

学部講義等担当 【 表示 / 非表示

  • 環境統計学   2009年04月 ~ 2010年03月

  • 環境統計学   2008年04月 ~ 2009年03月